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境界要素法を利用した周期的吸音構造の吸音特性解析

研究者

藤本(四元音響),藤原(九州芸工大)

形態

研究発表:日本音響学会研究発表会(2000)

概要

 周期的吸音構造の吸音特性を数値計算する際に利用される矩形分割法は、断面形状が矩形領域に分割できる必要があり、解析対象に制約が与えられる。そこで、一周期が任意な形状である構造に対応できる解析方法として、境界要素法とモード展開法との結合解法を導出し、実測値と比較することでその妥当性を検証した。

参照

日本音響学会講演論文集(2000年9月,749-750)

原文

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新型防音壁における吸音性障壁表面の影響

研究者

金(四元音響),藤原(九州芸工大)

形態

研究発表:日本音響学会研究発表会(2000)

概要

 近年、新型防音壁の開発研究が盛んでいる中、研究されているほとんどの新型防音壁が頂部に取り付ける音響装置に工夫が凝らされている。本報告は、そのような新型防音壁の壁面を吸音性にした場合、遮音効果にどのような変化が現れるかを検討した。結果としては、頂部に取り付ける音響装置の減音効果が大きいほど障壁表面の吸音効果は現れないということが分かった。

参照

日本音響学会講演論文集(2000年9月,603-604)

低域バンドでのSN比改善を目的としたTSP信号に関する検討
 − 高調波歪の除去 −

研究者

藤本(四元音響)

形態

研究発表:日本音響学会研究発表会(2000)

概要

 従来型TSP信号は、信号発生時に高調波歪が混入した場合、逆TSPして得られるインパルス応答からその影響を除去するのが困難となる。これに対し、LogスイープさせたTSP信号は、高調波歪が原信号の時間遅れとみなせるため、逆TSPした後に除去することが可能となる。

参照

日本音響学会講演論文集(2000年3月,555-556)

原文

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